2025.08.20

技術を学び、人を育て、新たな市場を拓く仕事の流儀

「ここしかない」と直感で決めた就職活動

入社を決めたきっかけを教えてください。

もともと地元である山口県での就職を希望していました。そんな時、山口市で開催された会社説明会で出会ったのが当社です。当時の社長（現会長）から「面接に来てみないか」と直接声をかけていただき、その場で選考に進みました。実は、就職活動で受けたのは当社1社だけなんです。説明会に参加して「ここだ」と直感的に感じ、他社は全く考えませんでした。入社から十数年、会社の成長と共に私自身も様々な経験を積み、キャリアを築くことができました。

納期と品質を守り抜き、お客様の信頼に応える

当社のサービスや、ご自身の仕事の強みについて教えてください。

私たちの会社には、形のある「商品」はありません。その代わり、最大の強みは「技術力」です。社内の開発センターには各分野に特化した技術者・専門家が多数在籍しており、お客様のあらゆるご要望に対して、高いレベルで応えられる体制が整っています。私自身の強みは、特定の技術に特化するというよりは、「幅広く何でもできる」ことだと思っています。これまで多種多様な案件に携わってきた経験を活かし、プロジェクト全体を俯瞰して最適な解決策を導き出すことを得意としています。どのような状況でも、納期を厳守し、ご期待以上の品質で応えること。それが、お客様や仲間からの信頼につながると信じて、常に心がけています。

プレイヤーから教育者へ、そして東京で新たな事業の柱を創る挑戦

現在の役割や、会社の未来について期待していることは何ですか。

現在は課長という役職ですが、マネジメントだけでなく、現役のプレイヤーとしてプログラミングも続けています。次々と生まれる新しい技術をまず自分で習得し、それを若手や中堅メンバーに展開していく「教育者」としての役割も担っています。

会社の未来に期待しているのは「自社パッケージ製品の開発」です。これまでの受託によりオーダーメイド開発で培った技術力を結集し、新たな事業の柱を創り出したいと考えています。その一環として、私はこの春から東京本社の新設部署に異動し、地図情報・空間情報を活用したGIS分野の新たな事業展開を任されています。社内ベンチャーのようなこの挑戦を成功に導き、会社のさらなる成長に貢献していきたいです。

プログラミングは「調べ方」が分かれば大丈夫

最後に、これから仲間になる方へメッセージをお願いします。

「プログラミングは専門知識がないと難しそう」と感じるかもしれません。しかし私自身、大学で学んだこと以上に、入社後の実務を通して学んだことの方が圧倒的に多いです。この仕事で最も重要なスキルは、知識そのものよりも「調べる力」だと考えています。やりたいことを実現するために、どうすれば効率よく情報を集め、解決策を見つけ出せるか。その「調べ方」のコツさえ掴めば、文系出身の方や未経験の方でも、この業界で十分に活躍できます。探究心と成長意欲のある方なら、きっと大きなやりがいを感じられるはずです。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。